葉牡丹に花が咲くと菜の花になった。
って書くと、その次はなんて話が始まるのだろうって
思うと 小説ができるのだろうか
てなことはないな。
仕事場で隣に座った彼女が「西の魔女が死んだ」を
読んでいたので、お借りして 読み終わった。
気がついたことは、今まで好きだった作家は
男性ばかりで、こんな繊細なステキな文章が書ける作家を
しまった!見逃していたって思った。
いえいえ、名前は忘れてしまったけど、
同年代のエッセイストがいて、新聞のエッセイで
なんてステキな文章なんだろうと感動した人がいたな…
本屋さんにパートに行っていた時、
「西の魔女」は中学生の読書感想文の課題図書だったのを
覚えていたせいか、敬遠していた節もある。
早速、DVDを借りて、泣いて。
早速、「裏庭」を買ってきて、また読み始めた。
たぶん、本屋にいた頃より
花により近くなった今の自分の方が、
この小説の伝わり方が、深いように感じる。
紫菜花も咲きました。
*** 2月23日に、NHKスペシャルで、アフガニスタンで去年銃弾に倒れた、静岡の掛川市出身の
伊藤和也さん(NGOペシャワール会)の、”
菜の花畑の笑顔と銃弾”という番組をやっていました。
初めは、そのことを書こうと思っていたのに、またまた気まぐれな本の話をしてしまいました。
使命に燃えて、過酷な運命の人々を救うべく生きてきた彼の31年の人生は、本当に尊くて、
膨大な数の写真一枚一枚が、平和を願う美しい写真でした。
彼の、祭壇はこちらの新聞でしか載らなかったと思いますが、
緑色の豊かな大地を目指していた彼にふさわしく、
緑の
アナベルノリウツギライムライトなどたくさんの花々が添えられたとても美しい祭壇でした。
静岡のあちこちの市町村で、写真展が行われていますが、
まだ静岡市には来ていません。
静岡だけでなく、アメリカにもこの彼の思いを伝える写真が
届く事を願ってやみません。
銃ではなく、笑顔を届けることができる菜の花を ***